カナダ旅回顧録〜22日〜
2006年7月2日22日です。本番初日です。
まあ、起きると何も上がってないですよね。字幕。
夜中にやっていたがデータがクラッシュしたとのこと。
本番当日です。時間がないです。
しかも、先生が原因になって飛び交った些細な噂が火を付いたまま参加者の中に周り、芝居に集中しようという話し合いとか呼びかけをしたりしていて、本来一切こちらの役割じゃないことにかまっている余裕なんかないって言うのに・・・・
でも、字幕が無ければ話にならないので、
歌のタイトルとシーンの説明を最優先に、オブザーバーでついてきていた某専門学校の校長の息子を捕まえて入力していきます(ホントありがとうございます。スイマセン)。
一つ一つのセリフを追うのはもう時間がないです。
ただ、今回は朗読のシーンがふたつあって(正確に言うと郡読と朗読)そこだけはどうしても字幕を入れたいので入れられないかと、関係ない息子さんを叱咤激励。
まあ、結果としてはひとつしか間に合っていないです。
現地で僕は舞台の仕込があるのでPCは向こうに任せて現地で仕込み。仕込みと場当たり合わせて1時間半しかもらっていないのでこっちも必死です。昨日の仕込みの状態がある程度キープしてある照明チームに手伝ってもらって、舞台何とか完成。で、音響照明にはさまれた映像ブースへ。
うわー、入力終わってないよ〜。
でももうしょうがないので意地でもシーンだけは入れ終わってください。と伝えて、最初の群読とシーン名と説明、歌のタイトルの一部が入ったもののみで入力を断念。
その間も場当たりとかやってるんです。
自分演出助手です。
場当たりとか参加したいよ〜。
まあ、でもパワーポイントの本番のオペもやることに急遽決定。ていうか芝居観てないで字幕もやってきてない男にはやらせられないのでやるしかなかったです。
本番1回目。客足も近隣の学校2校からドタキャンを食らってしまったらしく寂しい感じでした。
前半のOPダンス〜群読〜教室〜歌
までは順調です。
しかし、セリフシーン中心になったあたりから字幕が無く、動きも少ないのでぽつぽつ席を立っていく人が出てきます。当たり前ですね。
で、朗読のシーン(しかもここは小学生と中学1,2年だけなんです)。一番動きも無いです。字幕も無いです。
人が立っていきます。去っていきます。
明らかにスタッフ側の責任で。出演者の努力をすべて無にして・・・
久々に悔し涙が出ました。
作品に海外で上演するんだからもっとメリハリ、動きを付け加えたり身体表現のパロメーターを上げた作品を持っていくべきだったか?バックに常にイメージ音楽を入れるべきだったか?事前にとった方向性が正しかったとは言い切れない。
でも、確実にいえるのは、俺や志穂が字幕を日本にいる時点で進行状況を目で見て確認してデータをできているところまででも常にデータでネット保存なりでもらっていれば解決できている点があったなということ。
純粋に自分の仕事範囲という点で言えば字幕が無いのは字幕作成者と製作サイドの問題だと思う。範囲外だ。でも、悔しかった。奇麗事じゃなくてこちらができたであろうフォローをやっていないことに。
そしてすべての出演者に謝ろうと思った。激励しようと思った。客が帰る環境を作り出したのは確実にスタッフだ。
一緒に仕事をしたことが無い、金をもらわないで奉仕しているボランティアというポジションの人間を信用したのはスタッフだ。
演劇というジャンルは努力した結果が認められない世界ではあってそれが素晴らしいところではあるが、努力した結果がそれを盛り上げるべき周りのせいでぶち壊せるというのはすごいね。珍しいパターンだ。
そしてホントにありえないです。
ちなみに当の本人は公演終了後すぐに「ブラボーブラボー」と叫びながら参加者のところに駆け寄って行ってました(笑)。
とりあえず、字幕担当と通訳ふたり、おれしほかなで字幕を全部次の公演(24日)までに作ることにしました。
公演後はフェスティバル会場ないで自由行動です。
フェイスペインティングをしてもらったり、平和への思いを描く塗り絵をやったり、色々楽しみましたわ。
夕飯はモンゴル料理を食べに行く。
ぜんぜんモンゴルじゃなかった。ボールに好きなだけ野菜(椎茸とか豆腐とかマッシュルームからうどん、そうめん、アーティーチョーク、バナナチップスまで)と、肉魚(牛、豚、鳥、バイソンなどから海老、かになど)と、好きなブレンドソース(しょうゆからオイスター、テリヤキソース、ブラックビーン、モンゴリアン、チリなど)をかけてシェフに鉄板で焼いてもらうというもの。
びっくりですよ。鉄板焼きだよねただの。
でもみんななかなかうまくできていてうまかったみたいです。
俺はしょうゆ、モンゴリアン、ブラックビーン、チリをブレンドしたら辛すぎてタイ料理みたいな味になってました。
でもまあ、ここまでは楽しいときでした。
夜、パソコン目いっぱい集めて集合。結局全然訳してきてないじゃんという事発覚!全員怒り狂いながらも大人な対応。地獄の入力作業から地獄の翻訳入力作業へと切り替わりました。パワーポイントが1台しか入っていないので、それぞれやるところを決めて、
翻訳→入力→フラッシュメモリーに保存→パワーポイントで作っていく
という作業分担。
当然朝日を迎えます。僕らは事前に申し込んでいた観光ツアー、通訳さんは子供の案内があるというので一旦解散。2時間ほど仮眠を取れました。
まあ、起きると何も上がってないですよね。字幕。
夜中にやっていたがデータがクラッシュしたとのこと。
本番当日です。時間がないです。
しかも、先生が原因になって飛び交った些細な噂が火を付いたまま参加者の中に周り、芝居に集中しようという話し合いとか呼びかけをしたりしていて、本来一切こちらの役割じゃないことにかまっている余裕なんかないって言うのに・・・・
でも、字幕が無ければ話にならないので、
歌のタイトルとシーンの説明を最優先に、オブザーバーでついてきていた某専門学校の校長の息子を捕まえて入力していきます(ホントありがとうございます。スイマセン)。
一つ一つのセリフを追うのはもう時間がないです。
ただ、今回は朗読のシーンがふたつあって(正確に言うと郡読と朗読)そこだけはどうしても字幕を入れたいので入れられないかと、関係ない息子さんを叱咤激励。
まあ、結果としてはひとつしか間に合っていないです。
現地で僕は舞台の仕込があるのでPCは向こうに任せて現地で仕込み。仕込みと場当たり合わせて1時間半しかもらっていないのでこっちも必死です。昨日の仕込みの状態がある程度キープしてある照明チームに手伝ってもらって、舞台何とか完成。で、音響照明にはさまれた映像ブースへ。
うわー、入力終わってないよ〜。
でももうしょうがないので意地でもシーンだけは入れ終わってください。と伝えて、最初の群読とシーン名と説明、歌のタイトルの一部が入ったもののみで入力を断念。
その間も場当たりとかやってるんです。
自分演出助手です。
場当たりとか参加したいよ〜。
まあ、でもパワーポイントの本番のオペもやることに急遽決定。ていうか芝居観てないで字幕もやってきてない男にはやらせられないのでやるしかなかったです。
本番1回目。客足も近隣の学校2校からドタキャンを食らってしまったらしく寂しい感じでした。
前半のOPダンス〜群読〜教室〜歌
までは順調です。
しかし、セリフシーン中心になったあたりから字幕が無く、動きも少ないのでぽつぽつ席を立っていく人が出てきます。当たり前ですね。
で、朗読のシーン(しかもここは小学生と中学1,2年だけなんです)。一番動きも無いです。字幕も無いです。
人が立っていきます。去っていきます。
明らかにスタッフ側の責任で。出演者の努力をすべて無にして・・・
久々に悔し涙が出ました。
作品に海外で上演するんだからもっとメリハリ、動きを付け加えたり身体表現のパロメーターを上げた作品を持っていくべきだったか?バックに常にイメージ音楽を入れるべきだったか?事前にとった方向性が正しかったとは言い切れない。
でも、確実にいえるのは、俺や志穂が字幕を日本にいる時点で進行状況を目で見て確認してデータをできているところまででも常にデータでネット保存なりでもらっていれば解決できている点があったなということ。
純粋に自分の仕事範囲という点で言えば字幕が無いのは字幕作成者と製作サイドの問題だと思う。範囲外だ。でも、悔しかった。奇麗事じゃなくてこちらができたであろうフォローをやっていないことに。
そしてすべての出演者に謝ろうと思った。激励しようと思った。客が帰る環境を作り出したのは確実にスタッフだ。
一緒に仕事をしたことが無い、金をもらわないで奉仕しているボランティアというポジションの人間を信用したのはスタッフだ。
演劇というジャンルは努力した結果が認められない世界ではあってそれが素晴らしいところではあるが、努力した結果がそれを盛り上げるべき周りのせいでぶち壊せるというのはすごいね。珍しいパターンだ。
そしてホントにありえないです。
ちなみに当の本人は公演終了後すぐに「ブラボーブラボー」と叫びながら参加者のところに駆け寄って行ってました(笑)。
とりあえず、字幕担当と通訳ふたり、おれしほかなで字幕を全部次の公演(24日)までに作ることにしました。
公演後はフェスティバル会場ないで自由行動です。
フェイスペインティングをしてもらったり、平和への思いを描く塗り絵をやったり、色々楽しみましたわ。
夕飯はモンゴル料理を食べに行く。
ぜんぜんモンゴルじゃなかった。ボールに好きなだけ野菜(椎茸とか豆腐とかマッシュルームからうどん、そうめん、アーティーチョーク、バナナチップスまで)と、肉魚(牛、豚、鳥、バイソンなどから海老、かになど)と、好きなブレンドソース(しょうゆからオイスター、テリヤキソース、ブラックビーン、モンゴリアン、チリなど)をかけてシェフに鉄板で焼いてもらうというもの。
びっくりですよ。鉄板焼きだよねただの。
でもみんななかなかうまくできていてうまかったみたいです。
俺はしょうゆ、モンゴリアン、ブラックビーン、チリをブレンドしたら辛すぎてタイ料理みたいな味になってました。
でもまあ、ここまでは楽しいときでした。
夜、パソコン目いっぱい集めて集合。結局全然訳してきてないじゃんという事発覚!全員怒り狂いながらも大人な対応。地獄の入力作業から地獄の翻訳入力作業へと切り替わりました。パワーポイントが1台しか入っていないので、それぞれやるところを決めて、
翻訳→入力→フラッシュメモリーに保存→パワーポイントで作っていく
という作業分担。
当然朝日を迎えます。僕らは事前に申し込んでいた観光ツアー、通訳さんは子供の案内があるというので一旦解散。2時間ほど仮眠を取れました。
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