倉庫整理に一日費やしてしまった。

とりあえず思ったこと。
・ホームセンターロイヤルのコンパネとペラのベニヤは買わな い方がいいです。不良品だらけだあそこの店。
・パンチカーペットも意外と重い。
・仕込みで楽なのはビス。バラシで大変なのもビス。
・某劇団(やしきとか色々繋がったきっかけのあの伝説的な劇 団です)の第1回公演の道具は実に丈夫に作られていた(作 ったの俺だけど)。
・先日の合同公演で使ったパネルの残骸が一番大変。未だにい やがる。 
・垂木は長持ちしてえらいね。それに比べてヌキのやつは・・・・
・いままでずっと道具代の見積もりにばらしたり片付けたりす ることを一切計算にいれていなかったと気が付いてしまっ  た。
・どおりで安い安い言われるはずだ。
・でも今更入れられない気がする。
・使い回しがききにくい道具ばかり作ってるな。

で、思うんですが、俺らはペーペーだけど思うんだけどさ〜。みんな人とは違うありきたりじゃないもの作りたいっていうのは思うだろうけどそれを具現化する美術家もしくは美術担当がしょぼいから発注受ける側が大変なのよ。
ちょっと変わった半円状の階段を使うとかを例にすると、7寸蹴上げで踏みヅラ1尺だったら大きさによっては3尺幅の定式物の階段などの両端に半円形のものをつけるとか工夫が出来るのに階段の段差まで変えたがったりする。日本は階段は7寸ずつに体が慣れるようになっているんだから美術を考える人はそういったことを計算に入れた上でアレンジを考えていくのが一番安全で自然に芸術性を出していける道だと思うのよ。
今売れている美術家さんとデザインを形にしたいだけのデザイナーさんの違いってそこだと思う。結構売れている劇団の座付き美術家ですらそれを全く分かっていないデザイナーさんだったりもするのが良くあって、現場だけしか入らなかったりすると、腹が立ったりする。
だから、舞台美術に興味がある人は必ず定式物のことを最初に頭に叩き込んでから自分と演出の想像力と創造力を融合させて作品を創るべきだと思うのよ。
それを無視しているうちは美術家さんと呼んでいてもただ、自分の思ったデザインを形にしちゃったデザイナーって思ってしまっています。実際!!
質問まではただだからいくらでも相談に載るからさ〜。
頼みますよ。
あと、詳しい方々に突っ込まれるといやだから補足しておくと最近は8寸蹴上げも流行ってきています。

あ、ちなみにカプセル兵団の話じゃないです。だってカプセル兵団の道具俺作ってないもん。

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