たまにはこんな話

2006年3月10日
読まれたく無いような読まれてもいいような内容の話なんですが、
たまには演劇的手法の話でも書きます。
今回うちの作品は台本がすごい遅くなってしまったなどの理由があり実質二週間で創った作品です。
その限られた時間内で創っていく上で今回2種類の方法がとれたと思うんです(あくまで限られた時間内ではです)。
一つは作品の頭から心の流れを優先して追って一つの線をキャストに自然に理解してもらう方法。
もう一つは作品の流れを優先して提示してシーンごとに段取りとして創っていって心情面のすり合わせを後でしてもらうやり方。
の二種類が選択肢としてあたくしの前には提示されていました。
そして今回はやったことのない後者のやり方を選択してみたのです。
理由は参加人数と出席状況という情けない理由なんですがね。
これがしかし難しかった。作演出のはめ込み型作品と同じスタイルをとること自体に自分にセンスを感じないことは多々あったし、気持ちの流れがわかんないわかんない言われるし、気持ちの流れとして気持ち悪くて自分で付け足すシーンあるし。
ホントあっちこっちの角ですべてぶつかった感じでした。
とりあえずすごい今回悔しいのが稽古場が楽しいと思えなかったキャストがいたと思うことが一番かな。稽古場が楽しいといい作品になるというのは笹浦のポリシーなので。
まあ対外的なことを言うなら見に来てくれた方に不満な方が多かったならそれは残念だし悔しいけど。
とりあえず今終わって思うことは、みんなホントにありがとうございます。
そして今後ともよろしくお願いします。
だけど、うなぎ計画の今後の予定はないです。そして今後があるなら頭の時期には台本があって、自主的に考えられる人がいつも楽しく集まってやれたらいいなと考えています。
今更ですがみなさまありがとうございます。

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