登りつめてやる。

普通に起きて色々事務的なことをパソコンに向かってやってたのさ。イトウさんから電話があって「いまどこ？」といわれ「家です」と答えたら待ち合わせ時間俺が1時間遅く勘違いしていて大変だーってことであわてまくって家を出る。とりあえず風呂はいっておいて良かった。30分遅れでついてよかっただよ。
埼玉芸術劇場小ホール「コミックジャック」バラシ。
の前に舞監さんに頼んで観させてもらう。とりあえず楽屋行ったらきだつよし（TEAM　発砲・B・ZIN）もとい、きださんが役者にマッサージしてるじゃないですか。ああ、憧れのきださんが目の前にいる。楽屋でこんなドキドキしたの初めてです。
で、観させてもらう。いや〜、面白い。ホント面白い。もうなんていうのかなあの飽きなさ、スピード、最高です。これこそ求めている芝居って奴。この間の東京ファールチップとは似たような一味違うようなこの楽しさ。こんな芝居が創りたいんだよ。俺もやるぞ。こんな芝居やるぞ。コスチューム物やるぞ（そういえばこの二つの芝居の共通点はコスチューム物という事）！！なんか観ている最中に楽しいのにちょっと涙が出てきた（感動するシーンでもない）。こういう表現をして認められている人たち。一歩どころか何歩も踏み出さないで夢ばかり見ている自分。歩き出そう。この胸の高鳴りがあるうちに。そして自分でもこういった表現を創り出したい。なんかホント思うね。忙しくやりたいことばっかやっているような生き方はしているけどその中でたくさんの自分を抑えているということの虚しさを。物を書ける人になりたいとも思った。自分の中にある面白い、表現したい、みせたいという事を表したい。そしてきださんと同じフィールドに立ちたいと。俺はやっぱり演出家志望なのかな。いまだに道が定まらない自分。進まなきゃ。
ってまで色々は帰ってから考えたんだけどなぜかホント涙ぐんだんだよね。面白いものをありがとうございます。終ってからinnerchildの小手さんにお疲れ様といわれまた舞い上がる。
バラシ。この芝居の舞台監督グループは3，4歳くらい上の人たちの集団なのだがすごい指揮がいいしよく目を配ってやっている。今のところ目標としている集団なのです。今日も（まだ指揮している現場を見るのは2度目なのだが）要領とかいいし楽しそうにやっていてうらやましいと素直に思った。そしてそんな人たちでもこの仕事だけで食べていくのはちょっと厳しいらしい。改めて小屋付きやコンサートとかを多くやっている会社以外のフリーの舞台監督という職業の厳しさを思った。
精進しなくては・・・・
この後もまだ制作仕事で睡眠時間が・・・・